おっつ! 1/3 I FEEL SORRYです!
いや~、まだまだ寒いですねぃ。。。
寒くたって恋人と二人なら暖かいってもんですわっ!
居ればねっ!恋人っ!!
バレンタインを目前にした今宵にこんな状態のワタシ・・・。
あや??例年通り!?
まーそりゃーしゃーないなってことで(←?)
そんなワタシにも振り返れば居たときだってあるんだからっ!
何が?ナ、何が?恋人が!!!
いやいや、中々のステキなパートナーが居たんですよ、ほんとーに!
あれはちょうど、アタイがシックスティーンの時から10年間もの間ずっとそばに居てくれた人がいました。
所謂、青春時代と呼ばれた日々はずっと彼女がそばにいました。
彼女はとっても優しくて、しっかりしていて、しかも頑張り屋さんでしたねー。
ほんとにね、悪いところがひとつもなかった気がします。。。
10年間、全くケンカしたこともなかったし。。。
彼女はね、3姉妹の長女でした。
お父さんは近くに住んではいたんですけど、離婚していたんですね。
そんでお母さんが3姉妹を育ててたんですがね、やっぱり大変じゃーないですか?
女手一人で3姉妹を育てるのって。
なので夜、お店をやっていたんですね。
なので、ワタシの彼女が下の妹2人を世話してました。
それこそ、彼女もお世話されてもいーくらいの幼い時から。
だけど、彼女は何も文句なんて言いませんでした。
妹達の食事の世話、お風呂、それこそ学校の支度から何から何まで彼女が世話してました。
そして彼女は妹達2人とお母さんをとっても大事にしていました。
家族を本当に愛していました。
だから彼女はワタシと遊ぶ時間なんて中々、作れませんでしたけど、ワタシは平気でした。
何より、そんな彼女が大好きだったから。
もちろん、彼女はワタシの為にも本当に良くしてくれました。
ワタシは中学、高校とほんとにワガママで良く親を泣かせていましたし、所謂、落ちこぼれだったんです。
自分の思い通りにならないとすぐにイライラして周りに当たっていました。
だけど、彼女とケンカになることは一度もなかったのです。
ワタシが彼女にお説教を食らうことはありましたけど、言い合いになるようなことは一度もありませんでした。
なぜなら、彼女は心から信頼できたから。
そこに理由はなかったです。
ただ、彼女を信頼していました。
そうこうしている内に、ワタシはろくすっぽ学校にも行かなくなり、高校2年生に進級できないと担任から親に告げられました。
ほんとに、なんとなーくワタシは留年してもまだ学生で居る方が楽だなぁ~、なんて軽い気持ちで留年を決めたんですね。
そして来春からワタシの同級生になる、今はまだワタシの一学年下の人たちの合格発表をなんとなく見てたんですね。。。
そしたら!なんと!そこに居るじゃないですか!?誰がっ?いや、彼女がっ!!!
彼女はホームステイまで決まっていた進学校に通っていました。
だのに!不甲斐無いワタシの為になんと転入ではなく、一度高校を辞めてから再び受験したんです!ワタシの高校に!しかもワタシの知らないところでっ!
一体どーして!と問えば、彼女はこう言いました。
「だって、相談したら絶対にダメだって言ったでしょ?」
彼女はビックリしてるワタシを見て嬉しそうに笑っていました。
だけど、自分の受験番号を見つけ合格を確信した途端、安堵に包まれて泣き崩れていました。
その帰り道、彼女と二人で電車にもバスにも乗らず、ただずっと、手を繋いで歩いて帰ったのをワタシは憶えています。
その時、ワタシは思ったんです。
いつか例え彼女と離れ離れになる日が来ても、それが彼女の為になるのであればワタシは喜んで彼女の手を離すだろうと。
それはネガティヴな感情ではなくって、彼女の為ならばどんなことだってできる、そういった気持ちの集大成みたいなもんでした。
彼女はいつだってそんな風に、家族の為、友達の為、そしてワタシの為だけに頑張っていました。
彼女にだってやりたいことがあるだろうと思って訊ねても、彼女はいつも
「居てくれるだけでいい。」
そう言っていました。
彼女は言葉ひとつでワタシを安心させるプロフェッショナルでした。
そんな日々、あっという間に10年も過ぎたある日、彼女は初めはお母さんが上京してきた時にほんのり抱いていたという「美容師」になればお母さんの夢を間接的ではあるが叶えてあげられるじゃないか!?と美容の道に進むことを決意しました。
ワタシはもう充分、彼女の性格は誰よりも分かっていた(つもり?)なので
「そうか、やりたいようにやったらいいよ!がんばれ!」
と、彼女を応援しておりました。
すると彼女、どうやら美容師に向いていたようで銀座では中々、有名な美容室に勤めていたんですが上司に見出されたんです。
そして短期間でしたが海外へ研修へ行ったんですね。
そこのでの日々は彼女にとって、とても素晴らしい体験だったそうです。
帰国してからの彼女の生き生きとした感じはなんだかとっても嬉しく思いました。
しばらくして、彼女はその才能を買われ、上司の方に
「イギリスで(美容師を)やってみないか?」
と声を掛けられると言うビックチャンスを掴んだんです!!
しかし、彼女は親、妹達、ワタシのことを思うと即答できなかったようでした。
彼女は決して嘘をつけない人でしたので、全てをワタシに話してくれたんです。
イギリスに行きたいこと、だけどワタシとは離れたくないこと。
そして彼女は言いました!
「私、イギリスに行く。」と。
そして立て続けにこう来ました。
「だから結婚して私とイギリスへ来てほしい。」と。
今にして思えば、彼女との10年間の中で、これが最初で最後の彼女のワガママでした。
ワタシは言いました。
「一緒に行ったってオレ英語しゃべれないし、働けもしないよ・・・。」と。
彼女はこの後、ワタシが間髪入れずに「行くな!」と言えば、イギリスには行かなかったでしょう。
だって、そういう人でしたから。
だけど、この時、ワタシは分かったんです。なんか、本能的?に。
彼女の合格発表の帰り道、二人で手を繋ぎながら歩いた道。ずっと一緒にいようね、なんて言いながら、そんなの簡単だなんて本気で思っていた。唯一、彼女と別れる時があるならば、それはワタシの判断で、それが彼女の為だと思った時だ!と決めたあの日の決意を実行するべき時が来たと。
それが、今、正にこの瞬間であること。
そしてもう、二度とこの瞬間はないこと。
彼女が海外へ行き、いつか帰国するその日まで、もしも「待ってて」と言ったならば、ワタシはいくらでも待ったと思います。
でも彼女にはそれが重荷になってしまうと思ったし、ワタシにそう思わせるのも彼女を嫌がったと思います。
なのでワタシが「待つ」と言えば彼女は例え渡英しても志半ばで帰国したと思います。それはワタシの為に。
だからワタシは本当に本当に今までの全てに感謝を込めて言いました。
「行ってこいよ!イギリス!」と。
そしてこんな言葉を心を込めて付け加えました。
「だけど、オレとはもうここでお別れだ。オレが「待ってる」と思いながら行けば、きっとオレはオマエの重荷になるし、そんなのはイヤだ。オマエもオレにそんな気持ちにさせるのは耐えられないだろう?オマエはいつもオレの為に良くしてくれた。だから今度はオマエの為にオレが何かをしてやりたい。これで恩が返せるとは思わないけど、オマエがいてくて、オレの人生はきっとまだまだ続くんだろうけど、もう既にいい人生だったって言える。」
言ってるそばから寂しくなって男のクセに号泣しそうになっちまったけど、本当の気持ちを彼女に伝えたかった。だってこれが最後だと分かっていたから。
「ありがともさよならもやめにしようぜ。」とワタシは言いました。
彼女はいつも「またね」と言っていました。
「じゃあね」も「バイバイ」も、なんかお別れみたいでいやなんだと言っていました。
彼女が旅立つ月は知っていましたが、何日までワタシは聞きませんでした。
時折、帰国していたかも知れないし、そうでないかもしれない。
ワタシ達はこの日を境に全く連絡を取っていません。
「じゃあね」も「バイバイ」もしないで。
最後の最後も二人でこう言いながら別れました。
「またね。」
・・・あれからまたまた10年が過ぎワタシと同年代で結婚していない友達はそうそういなくなりました。
ですがまぁそれでも何人かはシングルが残っていて・・・。ワタシのその一人ですけど・・・。
それでこの前ね、久しぶりに友達が結婚したんですよ。
だけどいろいろあって籍だけ入れて結婚式はやってなかったんですね。
そこでワタシの友達の一人が中々の大々的なサプライズパーティーを画策したわけなんです。
もちろんワタシも出席致しました。
そんな場でなきゃー最近では中々会えない仲間もいるので楽しみにしていました。
会場ではまさかのサプライズに驚きと感動のど真ん中にいる新郎新婦の二人が順番にテーブルを回ってみんなに感謝の言葉を掛け、それ以上に祝福の言葉を浴びています。
そんな光景を眺めているとワタシはなんだか自分のことのように嬉しくなってしまいます。
サプライズ!
ワタシは仕掛け人側の出席者でしたからサプライズしません。サプライズしているのを楽しむだけです。
そのハズです。そのハズでした。
入り口一番近いテーブルに座っている彼女の姿を見つけるまでは。
このサプライズパーティー用に仕掛けられた裏サプライズ?
ワタシの為に友達が仕掛けたサプライズ。
きっと周りの皆は10年振りのワタシ達の挙動を観察していたことでしょう。
だけど、ワタシ達は10年前のあの日、こう言って別れています。
「またね」
だから、この日、ワタシ達が最初に交わした言葉は、なんともこんな感じでした。
「いやー、ごめんごめん、おまたせ」
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おいおいっ!
最長記録じゃあないか!?
以外と書けんじゃん!?
小出しにしないでいいのかー??
う~ん、いいんじゃないっ!?
「またねっ!」
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